FC2ブログ

2009.03.21 20:03

こんにちは。

以前にお目汚しした「Kiss of Judas」に関しまして、

夜子さんに、「守れたはずの秘密。」という記事を書いて頂きまして、
(この表現でよいのかしら…失礼でしたら、すみません)

それを拝見してまた考えました。

どうして鈴木さんが死ななければならなかったのか……

最初に結論を言ってしまうと、すみません、わたしにはわからないです。

どんなことがあっても、生きてなんぼだと思っているので……

でも、とにかく、本当は死にたくないのに、死ななければならない心の状態に追い込まれてしまったんだろうな、と。
それが貝沼さんのせいだとして、それがどのように作用するものなのかも判然としなくて、

でも、鈴木さんが自分で死を選択したことは変えようのない事実で。

わたしも、夜子さんと同じ様に、

鈴木さんには生きて「秘密」を、薪さんを守ることを選択して欲しかった。
そして、彼にはそれも出来たはず。

なのに、どうして……?

「Kiss of Judas」を書いたときには、実は自分でもはっきりとは感じていなかったのですが、

夜子さんの「守れたはずの秘密。」を拝見して、形になってきた意見(?)があります。

それは、雪子さんの存在があったからかもしれない、ということ。
(創作の中でも雪子さんに絡んで頂きました)

すみません、誤解のないように言いますが、

雪子さんは悪くないです。 そうじゃなくて、

あくまでも鈴木さんの心の中だけの問題として、なんですけど、

鈴木さんは、貝沼さんの脳をすべて見て、

強く、強く、薪さんを守りたいと思った。

それは、自分の全てを捧げても良いと思うほど。

自分のその後の人生を全て薪さんに捧げて、寄り添って、守りたかった。
他の全てを放棄して、他には何も望まず、ただ、薪さんの心を守りたい、と。

でも、彼にはそれが出来なかった。雪子さんが居たから。

自分が望むように薪さんにしてあげたら、それはきっと雪子さんを傷付けてしまう。

そして、鈴木さんは自分の愛したいように十分出来なければ、最初から愛さないタイプの男性だったのではないかと思ったのです。

生涯の伴侶に雪子さんを選んでしまったら、全力で薪さんを守ることは出来ない。
そんな、彼にとって「中途半端」なことは、鈴木さんには出来なかった。

だから、死を選んだ。
生きて守れないから、死ぬことで守ろうとした。

まぁ、結局、すべて鈴木さんの心の中の問題で、

夜子さんもおっしゃってましたが、

鈴木さんが亡くなったのは薪さんのせいじゃない。

ひどい言い方をすれば、彼は薪さんにとって最悪の状況で勝手に死んじゃったわけです。
(鈴木さんごめんなさい)

話が逸れるのですが、わたくしの抱く、鈴木さんのイメージを少し……
(これはわたしが鈴木さんにとても好意的であるからで、もちろんありえないと感じる方がおられるのもわかっております)

むかーし、クリスチャンの友人に頂いたカードに書かれていた物語なのですが、
英語だったし、すごく前のことなので少し曖昧ですが、

ある男の人が亡くなる間際に砂浜を歩いている。
振り返ると、自分が歩んできた人生に足跡が二人分ある。一つは自分のもの、もう一つはイエスさまのもの。
よく見ると、足跡が一人分しかないところがあって、思い巡らせればそれは自分の人生の中で辛い時期だった。
男はイエスさまを責めます。わたしが辛い時、どうしてあなたは傍にいてくださらなかったのか、と。
イエスさまは答えます。おまえが一番辛い時にはわたしはおまえを背負っていたのに、気付かなかったのか、と。

薪さんの傍にも、きっと鈴木さんが居てくれる。慎ましく寄り添って、時には背に負って、
薪さんは気付かなくても、きっと一緒にいて守ってくれている、
薪さんが傷つけば一緒に血を流し、薪さんが悲しければ一緒に涙を流してくれる。
鈴木さんは薪さんが自分に気付くことも望まず、ただ、傍に居てくれる、と。

で、薪さんがお亡くなりになる時には迎えに来て欲しい。

わたしの鈴木さんの死後のイメージはそんなありえないような聖人的イメージです、
…ありえないですよね、すみません。

うぅーん……上手くまとまりません。

夜子さんすみません。(と、ここで謝る困った奴ですみません)








スポンサーサイト



| 「秘密」・いろいろ | コメント(6) | トラックバック(0) | |

この記事へのコメント

こんにちは。

ミッション系の学校に通っておりましたので、私もこのイエス・キリストの逸話は存じております。
初めて読んだ時は、その「背負っていた」という答えの意外性に驚いた覚えがございます。

そして、死後の鈴木さん像。
先日私が書いた二次創作「別れ」に重なるイメージで、驚き、嬉しくなりました。

あり得なくは無いと思います。
生前、薪さんをあれだけ(少なくとも私の思い描く中では)想っていた方なのですから。

| かのん | URL | 2009.03.21 23:16 | 編集 |

鈴木(TT)

みーちゃん、こんにちは

 コメントを書いてたら、ちょー長くなったので、自分のところに記事書きました。みーちゃんの記事を引用させていただきました。
 でも! リンクはどうやるのか、説明を読んでるのがめんどくさいので、しませでした(^▽^)ごめんなさい・・・。

 というわけで(何が、というわけなんだかは省略)、ピミルで薪さんのところに現れて、あんな風に想いを告げる鈴木に、黒部ダム決壊になりました~~~(TT)

 それで、みちゅうさんの鈴木の死の理由というのは、私の考えているのと同じなのかと思ったら、そんなに同じという訳じゃないみたいでしたねっ(^^;)

>最初に結論を言ってしまうと、すみません、わたしにはわからないです。

 ええ、色々ありますとも!。若者が一人、死のうというんですから。決して軟弱な男性じゃなかったはずなのですから。

>で、薪さんがお亡くなりになる時には迎えに来て欲しい。
 鈴木は、迎えに来てくれるのでなければ、虹の橋のたもとで待っていると思ってます。犬と遊びながら。(鈴木は犬じゃないが)

 お邪魔しました。

| 第九の部下Y | URL | 2009.03.22 21:12 |

かのん さまへ

かのんさん、 こんにちは、
コメントありがとうございました。
お返事がおそくなりまして、すみません。

> ミッション系の学校に通っておりましたので、私もこのイエス・キリストの逸話は存じております。

おお!ミッション系!! かのんさんのイメージです!!

> 初めて読んだ時は、その「背負っていた」という答えの意外性に驚いた覚えがございます。

そうなんですか。 わたしはこの話を知る以前から、遠藤周作さんの著書をいくつか拝読して、同伴者としてのイエスのイメージが確立していたので、あまり驚かず、というか、足跡一つ…のところで察しがついてしまいました。
いいお話ですよね。 好きです。

> そして、死後の鈴木さん像。
> 先日私が書いた二次創作「別れ」に重なるイメージで、驚き、嬉しくなりました。

ありがとうございます!!
かのんさんの「別れ」拝読いたしております。
(すみません、コメント残してないですが…)

> あり得なくは無いと思います。
> 生前、薪さんをあれだけ(少なくとも私の思い描く中では)想っていた方なのですから。

そう言って頂けるとうれしいです。
鈴木さんが死後も薪さんを思い守ろうとしてくれている、という願望は、
わたしの、薪さんに救われて欲しいと思う気持ちなのかな、とも思います。

いま、すごく思うのは自己犠牲で亡くなった鈴木さんは最後に薪さんを誰に託したかったんだろうか、と言うことです。…まだ、あまり考えがまとまりませんが……

ありがとうございました。

| みちゅう | URL | 2009.03.23 10:47 |

第九の部下Yさまへ

イプさま(←まだ言ってる)、こんにちは、
コメントありがとうございました。

>  コメントを書いてたら、ちょー長くなったので、自分のところに記事書きました。みーちゃんの記事を引用させていただきました。
>  でも! リンクはどうやるのか、説明を読んでるのがめんどくさいので、しませでした(^▽^)ごめんなさい・・・。

はい~~!!  拝見しました!!
とっても素敵でしたよ!! うれしいです、ありがとうございました。
でも、こちらに頂いたコメの返事と、そちらにコメントしたいのと、
ぐちゃぐちゃでわからなくなってます。
すみません…もとがおばかなので、キャパシティーがすぐいっぱいになってしまう……

>  というわけで(何が、というわけなんだかは省略)、ピミルで薪さんのところに現れて、あんな風に想いを告げる鈴木に、黒部ダム決壊になりました~~~(TT)

ほうほう、理解できました。
これは…ピミルで戻ってきた鈴木さんがイプさま鈴木さんだったら、彼はさぞ驚かれたことでしょう…
なんで、おれの薪がこいつとこんなことに?!おれ、死ぬことなかったかも?!って…?
ちょっと違いますか?

>  それで、みちゅうさんの鈴木の死の理由というのは、私の考えているのと同じなのかと思ったら、そんなに同じという訳じゃないみたいでしたねっ(^^;)

そんな~~。わたくしごときの考察がイプさまに並ぶわけないじゃないですか!!
所詮、ロマンチック街道まっしぐらなんですよ。(じゃなきゃ、猟奇的な方へ……)

> >最初に結論を言ってしまうと、すみません、わたしにはわからないです。
>
>  ええ、色々ありますとも!。若者が一人、死のうというんですから。決して軟弱な男性じゃなかったはずなのですから。

でも、強かったからこそ、ぽきっと折れてしまった可能性もあるような……

> >で、薪さんがお亡くなりになる時には迎えに来て欲しい。
>  鈴木は、迎えに来てくれるのでなければ、虹の橋のたもとで待っていると思ってます。犬と遊びながら。(鈴木は犬じゃないが)

そうですね……
かつて封印したダークな妄想で、薪さんが亡くなるときに、自分のすぐ隣に鈴木さんのお姿を見とめた薪さんが、ずっと一緒に居てくれたのに、気付かなかった、って言って、二人でどこまでも続いていく階段(←おい!)を登っていくっていうのがあったのですが、
迎えにくるでもなく、ずーーっと傍にいらっしゃるかもしれませんね……

すみません何を言っているのかわからなくなりました。

後ほどそちらにも伺います。(遅くなると思います、ごめんなさい)

ありがとうございました。

| みちゅう | URL | 2009.03.23 15:06 |

みちゅうさんへ。

こんばんは。この記事を読んでから、いろいろな思いが渦巻いて。
私のほうも記事にしてみました。
ただ。書きたいことが伝わるかわからないですけど。
私もつかみきれてなくて、もどかしいんですよ。

>ひどい言い方をすれば、彼は薪さんにとって最悪の状況で勝手に死んじゃったわけです。

私もそう思います。けれど、その結末だけが、
全てじゃない。薪さんの未来が鈴木さんへの犠牲で
終わっていいはずがない。
そんなこと、誰も望んでなんかいない。(秘密キャラもFanも。)

私も。鈴木さんが、薪さんを見守っていて欲しい。
少なくとも、薪さんの中で、
鈴木さんに愛されたことを、鈴木さんを愛したことを、
それでもよかったのだと、受け止めて欲しいのです。

素敵なレビュー読ませてくださって、ありがとうございました。

| 夜子 | URL | 2009.03.23 22:46 | 編集 |

夜子さまへ

夜子さん、こんにちは、
コメントありがとうございました。

> こんばんは。この記事を読んでから、いろいろな思いが渦巻いて。
> 私のほうも記事にしてみました。

はい、ちょこっとだけ拝見しました。
ご紹介されていた歌が素敵だと思いました。

> ただ。書きたいことが伝わるかわからないですけど。
> 私もつかみきれてなくて、もどかしいんですよ。

わたしもそうです。
自分で「こう!」と思っても、他の方の意見を伺うと、「そうかも~~」と思ってしまって……
でも、きっとそこが面白いんですよね…?

> >ひどい言い方をすれば、彼は薪さんにとって最悪の状況で勝手に死んじゃったわけです。
>
> 私もそう思います。けれど、その結末だけが、
> 全てじゃない。薪さんの未来が鈴木さんへの犠牲で
> 終わっていいはずがない。
> そんなこと、誰も望んでなんかいない。(秘密キャラもFanも。)

はい、だから、最初に鈴木さんの死有りきだった「秘密」という物語は、
薪さんの再生の物語かもしれません(…とどこかで書いた気がします)

> 私も。鈴木さんが、薪さんを見守っていて欲しい。
> 少なくとも、薪さんの中で、
> 鈴木さんに愛されたことを、鈴木さんを愛したことを、
> それでもよかったのだと、受け止めて欲しいのです。

本当にそう思います。
しかし、どうも、3巻での鈴木さんの幻影に対する怯え方などを見ると、
薪さんに鈴木さんの愛(があったと決め付けて)は伝わっていないと感じる時があります。
鈴木さんファンとしては悲しいですけど…
(違う考えも浮びますけど)

夜子さんがお書きになったものを拝見すると、また違った自分の意見なり、感情なりに気付かされます。

それは一人で「秘密」を読んでいては味わえないすばらしい体験で、ブログを始めてよかったなぁと思います。

ありがとうございます。

| みちゅう | URL | 2009.03.24 11:25 |

コメントを書く

 
管理人にのみ表示
 

↑ページトップ

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

↑ページトップ